新聞広告やタブロイド情報紙、地域情報誌等の集合広告とは異なり、紙面を占有して単独広告ができるチラシ。配布先、発行時期をお客様ご自身の販促スケジュールに合わせて設定する事が可能です。市場データと合わせることで、狙ったエリアに密度濃くPRできます。
チラシに記載すべき基本項目
基本項目(広告主の基礎情報)
- 広告主名(団体名、企業名、店名など)
- 営業許可等登録番号
- ロゴマーク、イメージキャラクター
- 住所(広告主住所、イベントの現地住所)
- 連絡先(tel、fax、E-mailアドレスなど)
- 定休日
- 営業時間(予約制の有無)
- 駐車場スペースの有無
- MAP
- URL
- QR
- 個室の有無
- カード決裁の有無
広告内容
- キャッチコピー
- 写真(商品、人物、建物外観・内観)
- イベント・企画名
- イベント期間、日付
- 商品名
- 商品ロゴ、商品イメージキャラクター
- 商品プラン、コース
- 価格(税抜・税込も明確に)
- 商品やプランに関する説明
- 過去の実績や事例
- スタッフ紹介(プロフィールや資格など)
- 利用者の声
- 特典(期日・条件なども含む)
チラシ制作の基本
チラシを制作する時には、まず、「誰に」「どんな情報を」届け、「どんな成果を」生み出していきたいのかを明確にしましょう。売り出したいものが何なのかキャッチコピー(タイトル)から最後の落としどころに至るまで一貫性があり、親切で分かりやすい仕上がりになっていることが重要です。上記の記載すべき項目を参考に、最もアピールしたい部分にはボリュームを持たせ、具体的なメリットを提示していきましょう。チラシを見ているユーザーの視線の動きにも気を配り、内容に共感できるような流れとリズム感を持たせていくことで、購買の意欲を向上させて行くことができます。
制作サイズを決める
打ち出したい情報量に合わせてサイズを選定します。規格判のサイズは下図を参照ください。
弊社のお客様がよくご利用になられるサイズはA4・B4です。
また、規格判ではありませんが、B4より一回り大きいD4サイズ(用紙サイズ270×406mm)も弊社では人気の高いサイズとなっています。B4よりも頭1つ出るサイズなので他のチラシに紛れ難いのも特徴です。「B3ほどのスペースは要らないが、B4では物足りない」というお客様には特にお勧めです。B4よりも情報量が多く入るので、デザイン料は割高になりますが、折込代金はB4サイズと同様の1枚@3.3円という点がお得なサイズとなっています。
A判 | サイズ(mm) | B判 | サイズ(mm) |
A1 | 594 × 841 | B1 | 728 × 1030 |
A2 | 420 × 594 | B2 | 515 × 728 |
A3 | 297 × 420 | B3 | 364 × 515 |
A4 | 210 × 297 | B4 | 257 × 364 |
A5 | 148 × 210 | B5 | 182 × 257 |
A6 | 105 × 148 | B6 | 128 × 182 |
A7 | 74 × 105 | B7 | 91 × 128 |
A8 | 52 × 74 | B8 | 64 × 91 |
A9 | 37 × 52 | B9 | 45 × 64 |
A10 | 26 × 37 | B10 | 32 × 45 |
A11 | 18 × 26 | B11 | 22 × 32 |
A12 | 13 × 18 | B12 | 16 × 22 |
印刷用紙の種類
よく使用される用紙(例)
- コート紙
- チラシの印刷では最もポピュラーな用紙。光沢感もありインクの発色も良いので、色・写真の再現性が高い紙質。
- マット紙
- コート紙に比べて光沢感は少なく、やや落ち着いた雰囲気。色は少々沈みますが(やや暗くなる)にじみは少ないのが特徴です。質感も手触りもしっとり感がある紙質。
- 上質
- 模造紙のような質感。光沢感はなくなり、かなり落ち着いた雰囲気。色が沈みやすいので、刷り色の選択には注意が必要
紙は「紙質」と「厚さ(紙の重さ)」で選びます。紙質同様、厚さも品質イメージを左右するので、サンプルを取り寄せ、確認しましょう。
※厚さによっては、折込やポスティング料金が割り増しになる場合があるので、併せて確認するようにしましょう。
チラシづくりのワンポイント
チラシは新規客の獲得に向いているツールです。 配布形態は新聞折込やポスティングが利用され、一度に多くのリーチ数を確保できることが特長です。新聞折込の場合は若年層の購読減少から年齢層は比較的高めです。逆にポスティングの場合は、年齢を問わず、ターゲットエリアに密度濃く配布することが可能ですが、新聞折込に比べ、日数が多くかかる傾向があります。
※配布形態:新聞折込やポスティングをする場合には、制作費用の他に配布費用が必要です。